アーカイブ

‘Redstone Rocket & Mercury’ カテゴリーのアーカイブ

脇役メカ製作

2008 年 11 月 4 日 コメントはありません

去年辺りから宇宙機に燃えつつイロイロ積んでるのですが、そろそろ製作も始めないと秋の展示会に間に合わんぞと思い始動。

黎明期のロケットからなるべく歴史を辿って製作し、ゴールはブランやシャトルの発射台付きディオラマと行きたい! <そう簡単には行かなそうだが(j_j)

手始めにマーキュリー/レッドストーンから・・・
ロケット本体はNewWare製のレジンキット。
よく見ると非常に繊細なモールドなのだが、樹脂が薄い色なので細かいモールドが見難く、パっと見はただのレジンの丸棒!一瞬買った事を後悔したほどだす(笑)
エッチングでエスケープタワーのトラスや手摺が付属、デカールも普通に使えそうな感じ。

144だと太いシャープペン位の大きさのロケットだから、本体だけなら3日もあれば余裕で完成しちまう内容だが、それだけじゃサマにならないので周辺機器も一緒にディオラマ化を目論む。

写真を見るとトラス構造の権化の様な真っ赤なガントリー(カッケ〜!)が印象的なのだが、今これに手を出すと素材集めの段階で暗礁に乗り上げるのは明らか・・・なので今の所は見なかった事にして、Cherry-Picker vehicle(ブームリフトのコト)を製作する事にした。コイツはガントリーが離れた後、最終整備や打ち上げ直前のアクシデントに対応する為の車輛らしい。
ロケット関係の資料は、NASA公式サイトを始めWEB上にかなり高解像度(中にはそのまま紙媒体に使用出来る程)の画像があるので大変有り難い。
デジタル化以前のマーキュリー関係も古いポジからSCANしたデータを多数公開してくれている・・・さすがNASA。

車輛の製作に当たっては図面等もちろん?無いので、写真をテンプレートとして取り込み、3Dソフトでトレースしながらモデリングした後、DXFファイルに書き出した物をCADソフトで2Dの3面図に起こし直す・・と言うひたすら面度臭い作業に挑戦。
集めた資料の中からアングル違いの数枚をトリミング、Shadeに読み込んでモデリング後にDXF形式で書き出す。
出来たファイルは3DのDXFデータなので3D対応のCADソフトで開き、XYZ軸の各面を別々にEPS形式で保存し、最終的にIllustratorでトレース/微調整を行う。
これまで似た様な事は何回かやったが、今回は車輛の形が入り組んでいる上にブームの旋回軸や回転軸が多いので、基準となる線を何処に置くかで悩みまくってしまった。
3Dのカメラ上でレンズの画角を撮影時と合わせるのも結構大変・・・
何とか辻褄が合った所で2Dの3面図とする。ロケットも一緒に描いたのは、唯一大きさが公表されているロケットを基準にスケールを割り出す為・・・なるべくデカイ物を基準にした方が誤差が少なくなるし。

ちなみに車には不案内な私が調べたところ、どうもこの車輛のキャビンは International Roadstar 1600 と言う車種らしい。
エンブレムから見てInternationalと言うメーカーなのは間違い無さそうだが、1970年前後の2種のRoadstarモデルとはグリルやフェンダー、ピラーの形などが微妙に一致しないので、詳しい方は教えて下さると嬉しく思います。

ココまで来てようやく実製作に掛かれる訳なんだが、もう半分くらい出来た気持ちになってるので危険(笑)
かなり作りが華奢になりそうなのでブームの可動は諦めるつもり、旋回位は可能か?・・・飛行機よろしく機首(キャビン)にオモリ入れないと後ろに倒れますねコレ(^^)

必殺のチョッパー炸裂!トラス構造製作編

2008 年 11 月 2 日 コメントはありません

え〜、前置きが長くなりましたが実製作進めてます。
この記事も長いですが本人が楽しんでる証拠と笑ってやって下さい。

ロケット本体は相変わらず放置して置き、まずはトミーテックのバスコレ、カーコレ、トラコレ、トレーラーコレ・・・と過去に買い貯めた山積みの資産の中から使えそうな奴をピックアップ。
前部キャブは比較的形が近い、いすゞTX、ホイールと後部シャーシはタイヤがデカかったので、ミキサー車の日野ZM/TCを使用。
注意深くバラし、IPA(イソプロピルアルコール)にしばらく浸けた後で歯ブラシで擦って塗装を落とす。
IPAは以前の仕事場から小分けして来た物。
メタノールやエタノールと違ってあまり薬局で小売りしてないけど、カー用品店で水抜き剤を買ってくれば成分がほぼIPAの筈。

塗膜を落としたら図面に乗せて各部のバランスを見つつ不要部を切り飛ばし、基本となるシャーシのフレームをプラ材で作り、基準とする。
バラして解ったけど、バスコレシリーズって結構凝ったパーツ分割&金型割りで驚いた。細かいトコまで良く考えられてる。
やはりこうした完成製品のノウハウはTOMIX系列?のトミーテックならでは。
バンダイからも同様のシリーズが出ているけど、比べてしまうと良く出来た食玩レベルでトミーからは1段落ちる模様。

で、今回是非ともご紹介したいのがPlastructのChopperなる工具(^^)
Plastruct関係の材料って結構小さめで割高?だし、プラモデル店にはあまり置いてないけど、六角プラ棒や極小のチャンネル材等、Evergreenとはまた違った形の素材を出しててカタログを見てると面白い。
ジェマコーポレーションさんでカタログのpdfファイルが見れたり、取り寄せ/通販もしてくれるので便利。
Chopperってのはプラ材を何本も同じ長さや角度にカットする為の工具で、飛行機なんか作ってる場合にはあまり必要無いんだけど、今回の様にトラスや建物物などを作る時には協力な武器になるのを実感。
去年買っといて良かった <おもきしホコリ被ってたけど(笑)

これって実際買う時は値段で悩んだのだけど(確か7〜8K円)、切れ味は中々のモノで0.5mm位の角棒なら15本くらいまとめて苦もなくカット可能。
しかも切り口が垂直!これ重要。自分でカッターで切ると切り口が微妙に斜めって仕上がりの精度/強度にモロ影響出ますが、Chopper使えば長さが揃った切り口が真っ直ぐな棒材が好きなだけ生産出来る・・・
予めパーツを必要数切り出して置けば、あとはタミヤのプラモ作るみたいに流し込み接着剤で組んで行けるので相当楽しいです・・・イヤすいませんタミヤは言い過ぎですが(^^)

まぁ本人もこうした工作は初めてなので一応手順を曝します。
諸先輩方に置きましては、なにか改善点ありましたら是非教えて頂きたく・・・
まずは外枠とブレスの太さを決めて図面に合わせて必要本数を切り出します。今回は外枠が0.75mm角棒、ブレスは0.64mm丸棒としました。
資料写真ではもう一回り細く見えるが、工作性と強度を考えての選定。
接合部が直角じゃない部分はなるべく近い角度にカットして強度を稼ぐ様にし、図面の上で側面から組んで行く。
まずは捻れの無い平面を出す事が大事なので、主パーツを図面を貼った台にマスキング等で固定する事が大事。
右手にピンセットで摘んだパーツ、左手に流し込み接着剤のフタと言うのが製作姿勢のキホン(笑)
紙の図面の上で作業すると余分な接着剤も吸ってくれるので一石二鳥。

縦横の構造材が組み終わり、歪みが無いか確認したら斜めの筋交いを接着して行く。この構造だと筋交いの長さが微妙に変わって行くのが面度臭いが、長い方に合わせてカットしてハマる所だけ接着してしまい、のこった材料を少し切り詰めてまたハマる所だけ接着・・・の繰り返し3〜4工程で終了。
工程毎に左右のパーツを比べながら進めるのも肝心。

いよいよ側板同士を繋げる為に厚み方向のブレスを接着して行く。
この場合も側板を立て、床面をガイドにしてブレスを接着すると比較的歪み無く組み立てられる・・・はず。

あとは左右のパーツを注意深く接着するだけ。初めに4隅の支点だけ接着して、歪みを調整しながら進めていく。
最後に上下面にも筋交いを着けて完成!疲れたけど1本2時間位の作業量?
出来てみるとトラス構造の美しさに思わずあちこちの角度から見入ってしまう。段取りをちゃんと考えただけあって結構歪み無く仕上がったと自己満足。次回はもっとデカイのに挑戦してみようか・・・(笑)

車輛の方もボチボチ修正しつつ、バランスを見るため並べてみる。
ううむ、ココまで着たら可動させたいトコロだが、ポリキャップ等だとヘタった時にどうしようも無いので悩む所。
何種類か角度変えて差し替え式に出来るか検討してみる事にしようか・・・
ディオラマ的にはブーム伸ばした状態なんだけど、畳んだ姿も面白いしなぁ(^^)


トラス〜萌えますぅ〜(笑)<br /> キャブも可愛いですねぇ〜。 私も見かけたら<br /> 必ず買うんですが、こんなのも出ているとは知ら<br /> なんだなぁ。<br /> ロケット楽しみにしてますね。<name>ZiMBa</name><email /><url />2008/06/12 01:29:51</comment><comment><title />ZiMBaさん<br /> 最終目標はバイコヌールのアレですからまだまだ序の口・・・のつもりで精進します(^^)</p> <p>カーコレシリーズは現用車輛の割合が高めでバリエーションも多いので、オクで複数個セットを落とす事が多いっす。<name>IKE</name><email /><url />2008/06/12 14:42:30</comment></comments><trackbacks></trackbacks> </entry><br /> <entry><br /> <title>Cherry-Picker vehicleのキャブの型式

Redstone &amp; Freedom7 =New Ware
2008/11/03 16:19:59

いきなりとてもマニアック、かつあまりウケなそうなネタで進行中ですが、まぁ周辺機器なんてそんなもの。ソコに興味を抱けるか否かでモデラーとしての寿命が決まる・・・気がする(笑)

その後の調べに依ると、このトラックのキャブは 1954年型 International Harvester R-190 だそうである(j_j)
このMR3の打ち上げが1961年の5/5だから、当時の最新型なんでしょうね。
資料を見て解ったが、いままでMR3の打ち上げは60年代後半と勘違いしていたが、それはアポロの月着陸(笑)

年表を調べたトコロ、1961年頃はハリアーの試作機が初飛行、ベトナム戦争勃発、X-15が高度記録を出しYS-11がそろそろ初飛行かと言う時期。
空自はまだF-86Dを使い始めたばかりでF-104のライセンス生産契約をした頃。モノグラムの1/32ファントムムスタングが出たのもこの頃らしい・・・自分の感覚と結構食い違ってて面白い (^^)

そしてもちろん61年4月にガガーリンの乗ったボストークが世界初の有人宇宙飛行(108分で地球一周)を終えていた。
アラン シェパードの乗ったマーキュリーは、5月に15分間の弾道飛行で235マイル(378km)を飛んで海に落ちただけ。あのアメリカがなんとか宇宙開発技術でソ連に追いつこうともがいていた、古き良き時代?

ちなみにMercuryは有人宇宙機(カプセル)の事で、打ち上げ用のランチャー(ブースターロケット)は Redstone か Atlas。
つまり頭(ペイロード)を変えれば同じロケットがミサイルにも有人飛行にも使える訳で、後のジョン グレンの地球周回飛行時にはMercuryがAtlasブースターで打ち上げられている。
同様にアポロ、ジェミニ、ソユーズ、スプートニク、ボストーク等は全てペイロードである宇宙機の事。
サターン、タイタン、R-7等はブースターを指す。
コレはと〜ても基本的な事だが、去年くらいまではそんな事すら良く知らなかった・・・反省。

覚えたてのウンチクはさておきブーム付きトラックの件、検索してみるとトラックの画像がポチポチHITするが、全長/全幅のサイズ的なデータが見つからない。
エンジンのスペックなんかは一杯あるのだけど・・・

元々はトラクターのメーカーらしいのだけど、トレーラーや消防車もあるし、様々な工作機械が積まれてた様で、ARMY関係でも採用されていたみたい。
丸みを帯びたボンネットやライトが愛嬌あって和む感じ。でも作るのは難しそう。
書きたく無いが、鉄道模型のHOやNスケールでもアメリカでは当たり前の様に発売されている模様(j_j) モットハヤクシッテレバ!・・・
でもきっと1/160だから144のレッドストーンに合わせるとクレーンだけゴツくなるに決まってる!と強引に言い聞かせて図面を修正。
ググってたら側面のSCAN画像がHIT! もっと早く見つかってれば楽が出来たのに。

これらを基に再度大きさのバランンスを修正。
俯瞰で全体が分かる画像をテンプレートにしてロケット/トラックの位置やバランスを調整して行く。
この画像は地面に正円(見やすい様に強調済み)が描いてあるし、コンクリートの目地も画角(焦点距離)を割り出すのにとても有効。
有名なリフトオフのカラー写真はこの画像で奥に見えるタワーから撮ったものらしいが、この写真は対面のサービスタワー上部から撮影されたのだろう・・・撮影レンズはシミュレーションによると60mm位の筈(笑)

スチロール樹脂ってイイヨネ!

2008 年 11 月 1 日 コメントはありません

え〜、引き続き誰も見向きもしない脇役車輛の製作だす。
いよいよゴンドラバケット部に手をつけました。
この辺今イチ縦横比とか、大きさに自信が持てないが3Dシミュを信じて図面通りにパーツを切り出して箱組み・・・これがちょっと歪んでもバレるので思いのほか大変。削って調整しようとしたら余計歪んだりして(^^)
箱が出来たらリブ材モロモロを切っては貼りの繰り返し。こういう作業に没頭出来るとそれなりにストレス解消になる気が・・・時間経つのメチャクチャ早いし(笑)

高所作業車は仕事でタマに乗るので操作系は割と身近な感じ。写真では判然としないけど経験値で100%デッチ上げ。旋回と傾斜用の2本のジョイスティックがある筈。あとはバケットの傾斜を調整するハンドルかレバーがどっかに有って、そんなモンだと想像。
操作パネルは背中側に有ると判断しその様に作ったが、操作性は良く無さそうなのでちょっと疑問。伸ばしランナー炙ってレバー作ったり結構久しぶりで楽しかった。しかしココまで組んじゃって内側塗装出来るのだろうか?(j_j)
キャビン部とバケットの大きさバランスは合っているが、試しにフィギュアを乗せてみたらちょっと箱が大き過ぎみたいで鬱・・・


アウトリガーのジャッキはC型チャンネルから加工しようと思ったらちょうどのサイズを持ってなくて、H鋼の歯を片方切り飛ばして使用。H鋼の方が歯が長いので結果的にOKかも。Chopperを使って斜めカットも結構上手く出来た様子。(^^)


平行して進めてる車体廻りのコンプレッサーだかなんだかをチマチマ・・・
切り刻んだミキサー車とトラックの余ったパーツから使えそうなモールドを移植したり、WAVEやコトブキヤのディテールパーツを持って来たり。
コンプレッサ?いったい何馬力有るんやオマエ的にデカくなってるけど、あまり拘ると完成出来ないので雰囲気重視で適当に。
ちなみにアウトリガーは可動に見えるけどレベル合わせてガッツリ接着の予定。ここだけはちゃんと地面に付いてないと・・・


クレーンのヒンジ部はContrailの極細プラパイプ(といっても1.5mmφ)と0.75mmのプラ丸棒。真鍮とか使おうと思ったけどなるべくプラでやってみようかと。
プラだとなにより加工も接着も簡単だし、やり直しや作業時間の調整もしやすいし・・・んで、もしも壊れても接着剤で元通り直せる所が一番有り難いところ。
金属線+瞬着だと破損の度に下地が汚れていくし、接着力もどんどん落ちていっちゃうし。
あとは油圧のシリンダーとキャビン関係が出来れば塗装に入れる感じでしょうか?コイツに関しては峠は越えた感じだす。

Get Adobe Flash player Plugin by wpburn.com wordpress themes