ブラックバード関係の資料モロモロ
電池交換用に切り欠いた胴体パネルをぴったり合う様に加工。
予め少し隙間が大きくなる様に削っておき、嵌まる側の断面に離型剤の役目としてメタルックを貼った後、パーツを合わせて隙間に黒瞬接を流し込んで埋める。こうして硬化後に剥がす事で隙間無くピッタリ嵌め込めるフタパーツになる。
ところで今更ながらSR-71の資料について・・・
手持ちの資料のみで製作を進めよう決めていても、解らない所があるとつい資料を集めてしまうのはモデラーの悲しいサガ?
んで、今回も当初の予定より投資額はかなり増えてしまっている。
洋書はおもにアマゾン利用だが、タイトルや出版社、ページすうから推測して購入すると大抵半分程度はハズレな内容なので無駄も多くなる。
まぁ見るのは写真とキャプション程度で英文なんて殆ど読まないからそれだけでもだいぶ無駄なんだけど・・・
洋書を扱う店を探し回り、時間をかけて内容を確かめればハズレは無くなるとしても、金額的には大して変わらないのではないだろうか?
しかも最近になって米アマゾンでは古書の海外発送可能な店舗がかなり増えて来たので助かる。
その中で個人的にオススメの何冊かを御紹介
1 世界の傑作機 No.100
現在まで一番役に立ってるのはやっぱり世傑(^^)
小さめでも写真は鮮明だし、日本語での解説文はやっぱり重要。
洋書買っても世傑と同じ写真ばかりでがっかりする事も多い・・・
ただ、ぱっと見は精密で信用出来そうに見える鈴木氏の図面は結構間違いが多く、当初はこの図面を参考にしたため結構混乱した。
2 Walk Around No.32 SR-71 Blackbird
これも定番?印刷の質がイマイチなのはデフォルトなんだけど、入手しやすくて細部写真も多いので特に48作るなら必須かも。
3 モデルアート 1990 1月号 No.344
先週秋葉のレオで買って来た(^^)
絶版プラモは高いから買わないけど、模型誌のバックナンバー買うならあそこが一番。
この号はブラックバード特集で、ちょうど上京して模型から離れた時期の物。最近のMAの名ばかり特集とは違ってちゃんとYF-12、M-12、A-11、SR-71が網羅されてるし各メーカ&各スケールで完成品が比べられるのはやはり楽しい。ページ数は少ないけど実機写真も参考になる。
エンジン後部の空気取り入れ口がハリアーみたいに自重で垂れ下がる事はコレ読んで始めて知った。<もう直さないけど・・・
4 ”BLACK JETS” AIRtime Publishing社刊
B-2、F-117、A-12&YF-12&SR-71、U-2R/Sと、その名の通り黒づくめの空軍機ばかり集めた物だが、高いだけあって印刷の質も良く、小さめながら写真点数も多く参考になる。広く浅くのダイジェスト的な物かと思いきや、各機の別冊を集めた合本の様な雰囲気で、この手の機体に興味のある人には大変お買い得。重要視しないけどプロファイルのイラストも精錬で気持ちよい出来。
5 A-12 BLACKBIRD “DECLASSIFIED” MBI(Motorbooks)publishing社刊
小さめの版ながらカラーが多くて楽しい内容。
A-12とYF-12、M-21に多くを割いているがSR-71も少し。
潰れ気味の写真も多いが珍しいカットも結構載っている。
アマゾンの古書店から購入したので安上がりだった。
・・・と個人的には上記5冊はお勧め資料
ネットの資料は実機の任務上?主に博物館に展示されている機体を撮影した物が多いが、それはそれでかなり参考になる。
↓その中でも各機のシリアルから個体毎の画像が引けるサイトを紹介
http://www.sr-71.org/photogallery/blackbird/
んで、無事にエンジンも嵌め込み工作が終わったのでバッテリの持ち時間をテストしてみる事にした。
100均ショップで買った新品のSR-41をセットして点けっぱなしで放っておくと、12時間経ってもまだ点灯している・・・確かに光量は最初の半分以下になっている物の、光っている事は充分判る明るさ。点滅回路の方は余裕で16時間以上保っている。ノズルの方は常点だし電池が保っても3時間位だろうと思っていたのに、何とか電池交換無しで終日展示会を乗り切れる見込みが出来て一安心。
あとはベントラルフィンの工作と瞬接盛り部分の整形が終われば大体工作完了で、ようやく塗装工程が見えて来たトコロ。
デカールのデータも作らなきゃならないが果たして展示会に間に合うか・・・?
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